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★泡盛の特徴
泡盛は、焼酎のルーツ(本格焼酎の源流)ともいわれる国内最古の
蒸留酒。原料は米でそれを麹にしたものと、水に酵母を加え発酵させ、
蒸留するもので、ウイスキーやブランデーと同じ蒸留酒です。
お酒として飲まれ始めたのは、それらの酒より百年以上も前で基本的
には500年前からこの方法で造られいる。
色は無色透明で、カメやタンクで熟成させるため米の風味が生きている
のが特徴。
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飲み口爽やかであるが、芳醇な香りと深いコクも特徴のお酒。また、沖縄のみならず日本中に浸透しており、
最近では海外にも出荷され注目されている。
泡盛だけの徴としては、黒麹菌を使うこと。(焼酎は白麹菌が使われている)黒麹菌でつくった麹は
殺菌力の強いクエン酸を多く生成するため、気温と湿度が高い沖縄で、もろみを腐敗させることなく、
良質な泡盛を造ることができるのはこの黒麹菌のおかげです。
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★飲み方
泡盛は蒸留酒なので飲み方に特に制約はなく、ストレートやオンザロック、
水割りにお湯割りと飲み方はお好みに合わせて様々。
焼酎のように、他の飲み物(お茶やジュース)で割ったり、カクテルの
ベース、梅酒などのリキュール類にもなる。泡盛本来の旨みやコクを
楽しむならストレート、度数が高いものは水割りで飲むのがお薦め。
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泡盛の肴としては、沖縄料理で豆腐チャンプル−、ゴーヤーチャンプル−、ラフテーがよく合います。
体の健康のために良質なタンパク質含む肉や豆、またイワシやアジの料理も良く合います。
原料にタイ米を使っているのも泡盛ならでは。タイ米はジャポニカ米に比べて麹をつくりやすく、米の内部まで
菌糸を伸ばした麹ができるので、お酒にコクと旨みをもたらします。
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